新卒採用向け合同説明会ブース装飾|BtoB企業の仕事の見せ方

新卒採用向け合同説明会ブース装飾では、BtoB企業や製造業ほど、「何を作っている会社か」だけでなく、「入社すると自分が何をするのか」まで伝えることが重要です。
一般消費者向けの商品や店舗を持つ企業であれば、学生が会社名や商品をすでに知っていることがあります。
一方、BtoB企業や製造業では、完成品の内部に使われる部品を製造していたり、工場向けの設備を開発していたり、企業向けのサービスを提供していたりするため、学生が会社名や事業内容を知らない場合があります。
このような企業が合同説明会で製品名や専門用語だけを並べても、初めて会社を知った学生には仕事の魅力まで伝わりにくくなります。
学生が知りたいのは、
「この会社は何を支えているのか」
「製品はどこで使われているのか」
「自分はどのような仕事を担当するのか」
「どのような社員が働いているのか」
といった、入社後の働く姿につながる情報です。
「何を作っている会社か」から一歩進み、「その製品に社員がどう関わり、社会でどう使われているか」まで見せることが、BtoB企業の採用ブースでは重要です。
この記事では、群馬県前橋市・高崎市を拠点に採用イベント用ブース装飾、採用サイト、採用パンフレットなどを制作する株式会社アルファー企画が、BtoB企業・製造業の仕事を合同説明会で分かりやすく伝える方法を解説します。
目次
BtoB企業の採用ブースで起こりやすい「伝わらない」状態
専門性の高い企業ほど、自社では当たり前に使っている言葉が、学生には伝わらないことがあります。
たとえば、
「産業用○○装置を開発しています」
「○○部品の加工メーカーです」
「法人向け○○ソリューションを提供しています」
と書いても、その業界を知らない学生には、実際の仕事まで想像できない場合があります。
企業側としては十分説明しているつもりでも、学生側では、
「それは何に使われているのか」
「社会とどう関係しているのか」
「自分は何をするのか」
が分からない状態です。
そこで合同説明会のブースでは、専門的な内容を省略するのではなく、学生が理解できる順番へ情報を組み替えます。
仕事内容を伝える7つの工夫
| ポイント | 伝える内容 |
|---|---|
| 1.社会との接点 | 何を支えている会社か |
| 2.製品の使用先 | どこで使われているか |
| 3.仕事の工程 | 社員がどこを担当するか |
| 4.仕事写真 | 実際に働く姿を見せる |
| 5.職種のつながり | 部署同士の関係を見せる |
| 6.専門用語 | 初めて見る人にも説明する |
| 7.詳細導線 | 採用サイトなどへつなぐ |
1.製品名より先に「何を支えている会社か」を伝える
学生が製品を知らない場合は、製品名より先に「その製品が社会で何を支えているのか」を伝えます。
たとえば、
「産業用自動化設備メーカー」
だけではなく、
「工場の生産を自動化する設備をつくる会社」
と説明すると、業界を知らない学生でも役割を理解しやすくなります。
| 専門的な表現 | 学生へ伝える考え方 |
|---|---|
| 精密加工 | 機械や製品に必要な部品を高い精度で作る |
| 制御システム | 設備を正確に動かす仕組みを作る |
| 法人向けサービス | 企業が抱える課題を解決する |
| OEM | 他社ブランドの商品づくりを支える |
専門性をなくすのではなく、「その技術が何の役に立つのか」を一言補足します。
2.製品だけでなく「どこで使われるか」を見せる
製品単体の写真だけでは、その価値や仕事の意味が伝わりにくい場合があります。
たとえば小さな部品を製造している会社なら、部品の写真だけを大きく掲載しても、学生には用途が分からないことがあります。
その場合は、
部品
↓
組み込まれる製品・設備
↓
実際に使われる現場
という順番で見せます。
「この部品が食品工場の設備に使われています」
「この装置が物流センターの作業を支えています」
といったように、製品と社会との接点まで説明すると仕事の意味を理解しやすくなります。
学生に製品名を覚えてもらうことより、「自分たちの仕事が何につながっているか」を理解してもらうことを優先します。
3.仕事内容を「完成品」ではなく「工程」で見せる

製造業では、完成製品だけでなく、その製品ができるまでの仕事を見せると職種を理解しやすくなります。
たとえば、
企画
↓
設計・開発
↓
試作・検証
↓
製造・組立
↓
品質管理
↓
納品・サポート
というように、一つの製品が完成するまでの流れを見せます。
画像alt:合同説明会ブースで設計から製造までの仕事工程を紹介するパネル
「設計職」だけでは仕事内容は分からない
たとえば設計職について、
「CADを使用して製品を設計します」
だけで終わらせるのではなく、
「お客様の要望を確認し、仕様を検討し、CADで図面を作成し、製造部門と確認しながら製品化します」
というように、前後の仕事まで説明します。
学生が「入社したら何をするのか」を具体的にイメージしやすくなります。
4.社員写真は「笑顔」だけでなく「仕事中」を見せる
BtoB企業・製造業では、実際に仕事をしている写真そのものが仕事内容を説明する情報になります。
たとえば、
・CADで設計している社員
・加工機を操作している社員
・製品を検査している社員
・設備を調整している社員
・お客様へ提案している営業社員
などです。
笑顔の集合写真は会社の雰囲気を伝えるためには使えますが、それだけでは仕事内容は分かりません。
ブースでは仕事内容が分かる写真を優先し、社員の人柄や詳しいインタビューは採用パンフレットや採用サイトで補足します。
同じ「工場写真」でも伝わる内容が違う
| 写真 | 伝わる内容 |
|---|---|
| 工場全景 | 設備や会社の規模感 |
| 機械だけ | 設備・技術 |
| 社員+機械 | 実際の仕事内容 |
| 手元の作業 | 作業内容・専門性 |
| 完成製品 | 何を作っているか |
| 使用現場 | 社会での役割 |
一種類の写真だけで説明しようとせず、「会社」「仕事」「製品」「使用現場」を組み合わせます。
自社事例|複数の情報をブース全体で整理して伝える
専門性のある企業ほど、一枚のパネルですべてを説明するのではなく、複数の装飾ツールへ情報の役割を分けることが重要です。

株式会社アルファー企画の採用イベント用ブース装飾制作事例。
企業ロゴ・カラー・採用メッセージを軸に、複数の装飾ツールを統一して制作します。
株式会社アルファー企画では、企業ロゴ・カラー・メッセージを軸に、タペストリー、バックパネル、テーブルクロス、パネルなどをトータルで設計しています。
採用イベントでは、短時間で多くの企業ブースを見る学生に対して、「何の会社か」が分かる情報整理と視認性を重視します。
また、採用サイト・パンフレット・説明資料とトーンをそろえることで、合同説明会だけで終わらない一貫した採用コミュニケーションにつなげます。
「遠くから理解する情報」「ブース前で詳しく知る情報」「着席後に説明する情報」を分けることで、専門性の高い企業でも内容を伝えやすくなります。
5.職種同士がどうつながるかを見せる
BtoB企業や製造業では、一つの製品やサービスを複数の職種が協力して作っていること自体が仕事の特徴になります。
たとえば、
営業
↓
設計
↓
製造
↓
品質管理
という関係です。
各職種を別々に紹介するだけでなく、
「営業がお客様から聞いた要望を設計へ伝える」
「設計と製造が相談しながら製品化する」
「品質管理が製品を確認して出荷へつなぐ」
といった職種間の関係も紹介します。
社員紹介にも「誰と仕事をするか」を入れる
「入社3年目・設計職」
だけではなく、
「営業や製造担当と相談しながら、お客様ごとの仕様を設計しています」
というように書くと、組織の中での役割が分かります。
6.専門用語をそのまま見出しにしない
業界では一般的な言葉でも、学生が初めて見る可能性がある場合は短い説明を添えます。
| 専門用語だけの表現 | 学生向けの表現例 |
|---|---|
| FA設備 | 工場の自動化を支えるFA設備 |
| 制御設計 | 機械を思い通りに動かす制御設計 |
| 品質保証 | 製品が基準を満たしているか確認する品質保証 |
| 生産技術 | より安全・効率的に製造する方法を考える生産技術 |
専門用語をなくす必要はありません。
専門的な言葉と、その意味をセットで伝えます。
BtoB企業のブースコピー改善例
| 抽象的な表現 | 改善するときの考え方 |
|---|---|
| 高い技術力があります | どんな技術を何に使っているかを書く |
| 社会に貢献しています | 何を通じて社会を支えているかを書く |
| 幅広い業務があります | 具体的な職種や工程を見せる |
| 若手が活躍しています | 若手社員が担当している仕事を書く |
| グローバル企業です | 海外とどのような仕事で関わるかを書く |
抽象的な魅力を並べるのではなく、学生が「自分が働く姿」を想像できる事実へ置き換えることがポイントです。
7.ブースですべて説明せず、詳細ページへつなぐ
仕事内容を詳しく伝えようとして、壁面へ文章を詰め込みすぎないことも重要です。
ブースでは、
・何の会社か
・どのような仕事があるか
・何が特徴なのか
まで理解してもらい、詳細は採用サイトやパンフレットへつなぎます。
たとえば、
技術職パネル → 技術職紹介ページ
社員写真 → 社員インタビュー
製品写真 → 事業・製品紹介
研修紹介 → 教育制度ページ
というように、ブースで見た内容とWeb上の情報をつなげます。
QRコードを掲載する場合も、
「詳しくはこちら」
ではなく、
「技術職の1日を見る」
「若手社員の仕事を見る」
「募集職種を見る」
など、読み取った先で何が分かるのかを明記します。
ブースへ載せる情報を選ぶチェックリスト
BtoB・製造業の合同説明会ブースでは、次の内容が学生にも理解できる状態になっているか確認してください。
□ 何をしている会社か一言で分かる
□ 製品がどこで使われているか分かる
□ 社会との接点が分かる
□ 募集職種が分かる
□ 職種名だけでなく仕事内容が分かる
□ 実際の仕事風景が見える
□ 製品だけでなく社員も写っている
□ 仕事の工程が分かる
□ 部署同士の関係が分かる
□ 専門用語に説明が付いている
□ 抽象的なコピーだけになっていない
□ 詳細を採用サイトで確認できる
チェックが少ない場合は、装飾デザインを変える前に、「学生に仕事内容をどう説明するか」を整理することをおすすめします。
ブース装飾の費用が変わるポイント
新卒採用向け合同説明会ブース装飾の制作費用は、制作するツール、サイズ、数量、写真撮影、原稿作成などによって変わります。
BtoB企業や製造業では、
・仕事内容を整理するためのヒアリング
・社員や工場の写真撮影
・製品写真の撮影
・仕事内容を説明する図解
・コピーライティング
・タペストリーやパネルの制作
など、必要な工程によって制作範囲が変わります。
見積もりを依頼する際は、出展予定のイベント資料だけでなく、現在使用している会社案内、製品カタログ、採用サイト、募集要項なども共有すると、必要な制作物を整理しやすくなります。
BtoB・製造業の採用ブースに関するよくある質問
製品が専門的すぎる場合もブースに掲載した方がよいですか?
はい。製品名だけではなく、用途や社会との接点もあわせて説明すると理解しやすくなります。
製品写真と社員写真はどちらを大きくした方がよいですか?
目的によって異なりますが、新卒採用では「その製品に社員がどう関わっているか」まで見せられる構成が有効です。
工場の写真は採用ブースにも使えますか?
使用できます。
工場全景だけでなく、実際に社員が働いている場面も組み合わせると仕事内容を伝えやすくなります。
専門用語は使わない方がよいですか?
使わない必要はありません。
学生が知らない可能性がある言葉には、短い説明を添えることをおすすめします。
技術職が複数ある場合はどう見せればよいですか?
設計・開発・製造・品質管理など、工程や役割ごとに分ける方法があります。
各職種がどのようにつながるかも見せると、会社全体の仕事を理解しやすくなります。
写真素材が不足している場合はどうすればよいですか?
採用サイトやパンフレットとあわせて社員・仕事風景を撮影し、複数媒体で使用する方法があります。
まとめ
BtoB企業・製造業の新卒採用向け合同説明会ブース装飾では、専門的な製品や技術をそのまま並べるのではなく、学生が仕事内容まで理解できる情報へ変換することが重要です。
今回の7つのポイントは、
1.何を支えている会社か伝える
2.製品がどこで使われるか見せる
3.仕事を工程で見せる
4.実際に働く社員の写真を使う
5.職種同士のつながりを見せる
6.専門用語に説明を付ける
7.詳細は採用サイト・パンフレットへつなぐ
です。
学生に会社を知ってもらうために、事業内容を簡単にしすぎる必要はありません。
専門性は残しながら、「その技術が何に使われ、自分がどこに関わる仕事なのか」を順番に伝えることで、一般には知られていない企業でも仕事内容を理解してもらいやすくなります。
新卒採用向け合同説明会ブース装飾をお考えの方へ

株式会社アルファー企画では、群馬県前橋市・高崎市を拠点に、新卒採用向け合同説明会・採用イベント用のブース装飾を制作しています。
BtoB企業・製造業など、学生へ仕事内容を伝えにくい企業も、事業内容・募集職種・写真・採用メッセージを整理しながら、ブース全体の構成をご提案します。
タペストリー、バックパネル、テーブルクロス、パネルだけでなく、採用サイト、採用パンフレット、会社説明資料、社員・仕事風景の写真撮影までまとめてご相談いただけます。
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執筆・監修:株式会社アルファー企画
株式会社アルファー企画は、群馬県前橋市・高崎市を拠点に、採用イベント用ブース装飾、採用サイト、採用パンフレット、会社案内、写真・動画撮影などの採用・リクルートツール制作を行っています。専門性の高い事業も、学生が仕事内容を理解できる情報へ整理し、リアル・Web・紙を通した採用コミュニケーションをご提案します。
