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2025.05.07

【広告デザイン会社が解説】リーフレットとパンフレットの違いとは?用途・特徴・作り方まで詳しく紹介

あなたはリーフレットとパンプレットの違いを聞かれたら正確に答えることができますか?

新入社員の私はお恥ずかしいことに、最近までなんとなくの違いをイメージできるくらいで人に説明するということができませんでした。しかし、これから仕事をしていく上で正確に説明できなければ困る!ということで、今回のコラムでは自身で学んだことを私と同じ疑問を持っている方に向けて、
リーフレットとパンフレットの違いを紹介していきたいと思います!
ぜひ最後までお付き合いください♪

リーフレットとパンフレットの違いとは?

まずは定義をチェック!リーフレット編

リーフレットとは以下のような1枚の紙を折って作る二つ折りや三つ折り、蛇腹折りなどの印刷物のこと!


また以下のような両端を内側に折り込み、中央で半分に折った観音折りリーフレット
というものもあります。これは、一般的な三つ折りリーフレットよりも高級感があり、
目立つため、企業や商品のイメージアップに効果的なツールとしてよく使用されます。

しかし、観音折りリーフレットのデメリットとして折り目がつきやすいことや
制作コストが三つ折りリーフレットより高いことが挙げられます。
そのため、観音折パンフレットを検討する際は、ターゲット層や用途に合わせて考えることが重要です。




まずは定義をチェック!パンフレット編

パンフレットとは以下のような複数のページで作られた小冊子のような印刷物のこと!

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用途別に見るリーフレットとパンフレットの使い分け

基本的な定義は分かったけど何が変わってくるのか。
よく分かりませんよね。解説します。

簡単に言えば

リーフレット=「シンプル」「軽量」「即伝達」向き
パンフレット=「詳細説明」「信頼感重視」「ストーリー展開」向き です!



リーフレットに向いているケース

用途・シーン理由・特徴
短期間のイベント案内
(例:展示会、セミナー告知)
必要な情報だけをシンプルに伝えられるため、
即効性が高い
店舗・施設のサービス紹持ち運びやすく、手軽に配布できる
街頭配布・ポスティング軽くてコストが安いため大量配布に向く
新商品の簡易紹介1つの製品・サービスをコンパクトに
魅力的に伝えられる
メニュー表や料金表見開きで一覧性が高く、直感的に情報が伝わる


パンフレットに向いているケース

用途・シーン理由・特徴
会社案内・学校案内複数ページでストーリー性を持って
丁寧に情報を伝えられる
製品・サービスのカタログ複数商品・サービスを体系的に紹介できる
採用パンフレット社風、募集要項など多面的な情報発信に適している
商業施設・観光地の総合案内地図、施設案内、周辺情報など、
情報量が多くても整理できる
IR資料・年次報告書正確で網羅的な情報提供が
求められる場合に適する




印刷/コスト・配布・デザイン/情報量での比較

印刷/コストにおける違い

1枚で作るリーフレットに比べて、パンフレットは用紙の枚数が多いことや複数枚をまとめる作業
(中綴じ)の手間がかかってしまう
ということからコストは高くなります。そのため、載せたい情報量が
リーフレットで入りきるのであればパンフレットよりもリーフレットにするのがオススメです!

配布における違い

どんな状況下で配布するかでどちらがより良いのか異なってきます。
考える際に大切なのは貰う側の目線になることです。

例えば、遊園地に行った際に園内マップが必要だけどA4パンフレットだと
ウエストポーチにいちいち曲げないと入らなくてストレス…という経験がある方いませんか?
こんな時、2枚折りや3枚折りのリーフレットやそれ以上に小さいサイズで用意されてあれば
利用者は使いやすくストレスフリーです!
これは貰う側の目線に立てていますよね。このような考え方がとても重要なポイントなんです!

デザインの自由度や情報量の違い

リーフレットとパンフレットはサイズも異なることからお分かりだとは思いますが、
デザインにおける自由度や掲載することができる情報量も異なります。

リーフレットは折り方が決められてしまっていることで情報配置の工夫が必要となり、
限られた面積の中でのビジュアル表現が求められます。

一方でパンフレットは複数のページで構成ができることからページごとに
ストーリー展開やビジュアルの重視の表現がしやすく、余白を活かしたデザインが可能となります。
情報量も同様にリーフレットは少なく、パンフレットは多いというイメージを持ってもらえばOKです♪

デザイン会社が教える!制作時に押さえておきたいポイント

デザイン制作は見た目の美しさだけではなく、情報を効果的に伝えるための手段の1つです。
特に企業のリーフレットやパンフレットなどの印刷物においては、見た目と機能性のバランスが求められます。デザイン会社が提案する、成功するために押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

①文字のサイズや順番、位置を工夫する

パッと見た時、何が一番に目に入るかを確認しつつ文字のサイズや順番、位置を工夫することで重要な情報を目立たせ、読み手の視線を自然に誘導できるような導線にするととても効果的です。

②読みやすいかを読む側の目線で確認

たくさんの情報を伝えたいからといって文字が多すぎてごちゃごちゃしてしまったり、
デザインに力を入れすぎてフォントが読みにくい、フォントの色が背景と色がマッチせず
可読性が低いものができてしまうなどの失敗があります。

その際は、余白を効果的に入れていくことや色相環などの色に関する資料を参考に
色を選定することが大切です。色については別のコラムでご紹介しているので
興味を持った方はこちらもチェックしてみてくださいね!

デザイン制作において重要なこと② 配色編


また、データ上と実際に印刷した現物では色味が異なってしまうこともあるため、
しっかりと確認する必要があります。

③用紙の選択

紙なんてなんでもいいだろうとお考えのあなた。勿体無いです!
実は、紙の質感や厚さもデザインに影響を与えます
高級感を出したい場合は、上質紙や光沢紙など、素材にもこだわりましょう。
印刷物では視覚的なインパクトだけでなく、触れることで伝わる印象も重要なので、
デザインにおいては質感や仕上げにも注意を払うことも大切なんです。

終わりに

今回のコラムではリーフレットとパンフレットの違いについて紹介しました。
この2つは似ているようで、実は目的や使い方に違いがあるということが
分かっていただけましたでしょうか。

この違いを理解することで、最適なデザインを選び、効果的に情報を伝えることができます。
目的に応じて最適なツールを選び、デザインを進めることが成功への近道なので
なんとなくで選ぶのではなく、しっかりと理解して使っていきましょう!


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