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業種によって異なる効果的なWEB広告の選び方

※2023.7.26に加筆修正を行いました
※2023.1.11に加筆修正を行いました

WEB広告を使えば効率的に集客できることがよく知られるようになってからは、企業でもコストをかけて積極的に広告を出す傾向にあります。
ただ、どのWEB広告を選べばコストパフォーマンスが上がるかは業種によって違うという事実はあまり知られていないかもしれません。

この記事では、WEB広告の種類に応じてどの業種が選ぶと最適なのかをわかりやすく解説します。

WEB広告は種類によって特徴がある

WEB広告はオンライン集客をするときに効果的で、自社の製品やサービスを販売するときやアフィリエイトをするときにも重要なツールとして活用されています。ただ、WEB広告の種類は急速に増えていて、どれを選んだら良いかがわからないという声も上がっています。WEB広告の選び方を考えるときには、それぞれの広告の特徴を理解するのが大切です。

リスティング広告は検索エンジンを活用する広告ですが、SNS広告は各種SNSをベースにそのSNSのユーザーをターゲットとしたアプローチをします。広告が表示されるシーンが異なるだけでなく、動画広告のように動画を使ってアピールできる広告もあるなど、WEB広告は種類ごとに性質が大きく異なっています。

WEB広告を利用するときには、コストパフォーマンスを上げるのが重要です。表示されなかったら元も子もありませんが、何度も表示されているのに売り上げにつながらないのではコストばかりかかってしまうでしょう。広告によって集客に成功し、売り上げを伸ばすためには業種に応じて適切なWEB広告を選ぶことが重要です。WEB広告は種類によってどのようなユーザーがどんなシーンで目にするかが異なります。表示されやすいか、クリック率が高いかといった点は業種に合っているWEB広告を選び出したかどうかで大きく変化するのが一般的です。

今までWEB広告を使ってきたけれど効果が上がっていないという場合には、自社の業種やアフィリエイト商材の種類に応じて適切なWEB広告を選び出せていない可能性があります。WEB広告の特徴に基づいて業種との相性を考察すると、効果的な広告を選び出すことが可能になります。

WEB広告の種類と効果的な業種の例

WEB広告の種類に応じて、具体的にどのような業種で集客効果が上がりやすいのかを見ていきましょう。よく用いられているWEB広告の特徴を基に、いくつかの最適業種をご紹介します。例を参考に、自社の業種に合っているWEB広告がどれなのかを考えてみましょう。

リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーの検索キーワードによって表示されるかどうかが変わるのが特徴です。基本的には競合が少なく、検索条件によって特定しやすい業種ではリスティング広告が効果を発揮します。昔からあって、なおかつユーザーがキーワードとしてすぐに思い浮かぶことが重要です。具体的には水道修理、害虫駆除、歯医者、美容クリニックなどが代表例です。困ったときに解決してくれるサービス業は、リスティング広告による集客がしやすいでしょう。反対に、ユーザーから検索されにくい業種はリスティング広告に向いていませんので注意が必要です。

動画広告

動画広告は、個人がオンラインで動画を視聴している際に表示されるWEB広告です。娯楽のための時間に表示される広告という影響があり、ゲーム業界や音楽業界のように趣味に関連する業種では広告効果が上がりやすくなっています。また、化粧品や健康食品などの製造販売業やオンラインセミナーなどのビジネス系の教育サービス業も動画広告が最適です。動画を通してゲームや音楽、化粧品の効果やセミナーの様子などを示すと訴求力が高まるのもメリットです。

DSP広告

DSP広告は、各サイトの広告枠に配信表示される広告です。何度も見てくれる可能性が高く、ユーザーの属性に合わせて広告が選び出される仕組みになっています。DSP広告が適しているのは、消費者の属性からターゲッティングをしやすい業種です。ファッションやアパレル、教育などの業種ではDSP広告が効果的です。性別や年齢、家族構成などからターゲットを絞り込めないと広告コストがかさんでしまいがちなため、それらに関連が薄い業種はあまり向いていないと言えます。

SNS広告

SNS広告は、SNSのタイムラインや検索結果などに表示させる広告です。SNSを利用しているユーザーがふと目にすることが多いのが特徴で、気になっていたけれど調べるのが面倒で手を出していなかった内容の広告が効果を発揮しやすくなっています。最適な業種としては、転職エージェントサービスなどの人材業界や不動産業界があります。販売業や飲食業も公式アカウントを併用して集客しやすいですので、メリットを生かすことが可能です。また、新しくて知名度がまだ低い業界もSNS広告が効果的で、シェアを通して急速に知られるようになる可能性があります。

ジオターゲティング広告

IPアドレス、GPSの基地局、Wi-Fiなどの位置情報をもとに広告を配信します。例えば自社のターゲティングが訪れる可能性が高い場所や施設を起点として、任意の期間に訪れた人の端末に広告を表示します。
具体的な配信先は、アプリの広告枠などがあります。代表的なターゲティング例としては、
・●●大学にいた大学生
・●●駅を利用していたユーザー
・競合の●●を訪れていたユーザー
などが挙げられます。
集客を目的として地域密着訴求からブランディング訴求まで幅広い活用方法が見込めます。

業種とWEB広告の特徴を照らし合わせて選ぼう

WEB広告は業種に合わせて選ぶことで効果を引き出すことができ、高いコストパフォーマンスで運用できるようになります。業種によってターゲット層が異なり、商品やサービスの性質も違います。WEB広告も同様にそれぞれが他にはない特色を持っていますので、両者を照らし合わせてメリットを生かせる広告を選び出すようにしましょう。

競合他社の広告活動や、出稿のタイミングなども考慮する

競合他社がどのような広告を展開しているかを調査し、その結果をふまえて自社の広告戦略を考えることも重要です。競合他社がリスティング広告を強化している場合、別の広告形態を選択することで、効果的な差別化が図れるかもしれません。 また、季節やイベント、需要の変化などを加味して広告出稿のタイミングを考慮することで、より効果的なWEB広告運用が可能になります。 自社の特性やターゲット層に合わせて広告形態を検討したうえで、競合他社や時期も考慮し、戦略的な広告運用を行いましょう。