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ライバル会社に差をつける!ロゴマークの有用性と押さえておきたい制作ポイント

※2022.10.13に加筆修正を行いました

※2023.11.10に加筆修正を行いました

今回は、企業のロゴマークを制作するときに注意すべきポイントや、デザイナーに制作を依頼するときに押さえておきたいポイントについて説明いたします。

そもそもロゴマークはなぜ必要なのか

本題に入る前に、企業にとってロゴマークとは何なのかについてお話しします。 なぜ多くの企業がロゴマークを作るのでしょう?お金をかけてロゴマークをデザインする意味はあるのでしょうか?

答えはズバリ、「大いに意味があります」。 ロゴマークは、企業やブランドを象徴するものです。優れたロゴマークは、優秀な営業マンのような役割を果たし、企業のイメージアップに大きく貢献します。以下に、ロゴマークを作るメリットをまとめました。

ロゴマークのメリット

・企業やブランドの認知度を高める  
ロゴマークは、企業やブランドの顔です。ロゴマークを見ることで、その企業やブランドを認識することができます。そのため、ロゴマークがあれば、企業やブランドの認知度を高めることができます。

・他社との差別化ができる  
同じ業界に複数の企業やブランドがある場合、ロゴマークで差別化を図ることができます。ロゴマークが印象的であるほど、その効果は高まります。

・企業やブランドのイメージを形成できる  
ロゴマークには、色や形、デザインなどによって、さまざまなイメージがあります。例えば、赤色は情熱や愛情、青色は信頼や安心などをイメージさせる色です。そのため、ロゴマークの色や形、デザインによって、企業やブランドのイメージを形成することができます。

こういった利点を最大限に活かすためにも、ロゴマークを作る際は、自社のビジネスの想いを表現していることと、ビジュアルとして印象に残りやすいデザインであることが望ましいといえます。

 

ロゴマーク制作を依頼する際に気を付けたいこと

ロゴマーク制作を依頼する際に気を付けたい点には、制作物が既存の作品と似ていないか確認する事が挙げられます。
これは独自性や効果の有効性、価値といった点を無駄にしない為にも、依頼を行う前に確認する事が大切です。

画像検索に対応する検索エンジンであれば、制作予定のラフや下書きを読み込ませる事で、類似するロゴマークがないか容易に確認が行えます。

勿論、検索エンジンの結果も絶対ではないですから、他の方法も使って多角的に既存の類似物がないか確認する必要があるでしょう。

また誰に依頼するから気を付けるべき事も、これから使う事になるロゴマークを考えると重要です。
一般的に企業などはプロのデザイナーに依頼しますが、デザイナーにも個性がありますから、手掛けてきた作品とこれから制作する作品が似る可能性が高いです。

つまり、例えば同業他社の作品を手掛けた経験があるデザイナーに依頼すると、競合するライバル企業と似てしまう恐れがある事を意味します。

チームで制作を行う制作会社なら、デザイナーの個性が緩和されて類似性が低下する可能性はあります。
しかしフリーランスデザイナーだったり代表の意向や主張が強い制作会社の場合は、作品に考えや方向性が反映されてしまう確率が高まります。

このような注意点がありますから、ロゴマークの制作を検討する際には、相手の理解を深めてから正式に相談や発注を決める事が大事です。

完成イメージを共有して制作を任せるのがベスト

相手の事を知りたい時は、過去の作品をまとめたポートフォリオを提供してもらうのが良いでしょう。
それから制作してもらいたい方向性が決まっているなら、デザインのヒントとなる画像を用意して提供するべきです。
使って欲しい記号や盛り込んでもらいたい形状がある場合も、やはりデザインに使う素材を用意する事が肝心です。
結局のところ、何を求めるかを明確にした上で相手に希望を伝えたり、完成イメージを共有して制作を任せるのがベストです。

作品が意図しない形で解釈されたり誤解されないようにする

例えば競合企業を連想させるデザインを無意識に取り入れたり、企業イメージに相応しくないデザインを避けるなどです。

取り入れるべき要素がある一方で、避ける必要のある要素もあるものですから、改めて誤解を招かない発注を行う事が重要だといえます。

ロゴマークは企業、あるいはブランドなどの顔になるデザインが重要かつ必要不可欠なので、その点を頭の隅に置いて気を付けましょう。

ロゴマーク制作を依頼する際のポイント

ターゲットを明確にする

ロゴマーク制作を依頼する際は、発信したいメッセージとは何か、発信するターゲット層などについても明確にしておく事です。
ロゴマークは否応なしに見る人に何かを感じさせてしまうので、メッセージをハッキリさせておく事が欠かせないです。
期待するターゲット層に届かなかったり、誤解されて受け取られる恐れがあるので、メッセージが曖昧だったり不明瞭になっていないか気を付けるべきです。

ターゲット層が決まると、ロゴマークの方向性も見えてきますし、誰にデザインを依頼するのが最適かも分かってくるでしょう。

ポイントを明確に伝える

依頼する側が何を希望するのかも分からないと、デザイナーは困ってしまいますから、何を誰に伝えたいかだけでも決めておくのが正解です。
気を付ける必要のあるポイントが分かっていると、ロゴマーク制作を相談したり信頼して任せられるデザイナーが見付かりやすくなるメリットが得られます。
専門性の高いデザイナーも見付けやすくなりますし、完成度の高いロゴマークを制作するデザイナーを探す事もできるでしょう。

依頼を検討する複数の候補が見付かれば比較したり、見積りを比べてお得な方が選べるようにもなります。
後はやはり意思の疎通や情報共有で、ヒアリングに時間を掛けているか、しっかりと話し合う姿勢を持っているか見極める事です。

内部のスタッフのみにわかる要素も大切

ロゴマークはブランディングの第一歩です。
市場に向けて想いや決意、サービスの品質を表明することが最優先ではありますが、関連するスタッフのみなさんにもその想いを共有する効果も期待できます。
ほんのささいな要素でも問題ありません。例えば、メインカラーとして赤を採用するとします。
市場向けには、「情熱」を表現して、内部では「団結」の意味も込めて展開することで、限られたスタッフのみがわかる表現を組み込むことで、まさに団結力を共有することにもつながります。
このように、体系的・戦略的かつ自由に楽しむことができ、オリジナリティを発揮するツールといえます。

 

ロゴマーク制作の相場

ロゴマーク制作と一口に言っても、セミプロとプロ、フリーランスとロゴマーク制作会社で違ってきます。
セミプロレベルだと価格の相場はロゴマーク1つあたり数万円で、5万円未満の2~3万円くらいに収まるケースが多いです。

フリーランスでもプロで実績がある場合は、値段は上がって5万円前後かそれ以上になるでしょう。
一方、ロゴマーク制作会社は規模や実績が様々ですから、料金も様々で価格に開きがあります。

相場の目安は5万円~20万円くらいですが、これは比較的規模の小さい中小ロゴマーク制作会社の場合です。

大手で実績のあるロゴマーク制作会社だと、独自性や強みがあったり競合が少ないなどの理由から、制作費用は上がる傾向です。

相場は最低でも10万円台からで、20万円や30万円になるケースも珍しくないです。

このように、ロゴマーク1つでも制作を依頼する相手がプロか否か、フリーランスやロゴマーク制作会社、制作会社も規模と実績によって値段がかなり変わります。

コストを抑えて少しでもお得にロゴマークを制作したいなら、相見積もりを取るなどして、比較検討する事が不可欠です。

競合が多いデザイナーやロゴマーク制作会社は必然的に価格競争にさらされているので、そういう相手を探して見積りを依頼するのも、値段を安くしてもらうのに有効です。

 

一部ではありますが、弊社のロゴマーク実績をご紹介しますのでご覧ください。

https://www.alpha-planning.co.jp/graphic/logo