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2019.04.20広告全般

こんな企画作ってみたい。効果的な企画とはなんなのか。

最近有り難いことに「提案してほしい」と言われることがクライアントから増えてきました。

前はこういう物が欲しいので作って欲しいと言われる事が多かったのですが、最近は依頼のされ方も変化しています。

同じように広告業界も常に変化を繰り返す日々で、同じような商品やサービスが溢れる世の中で受け入れられるものにしていくにはどうしたらいいのか日々悩んでいます。

プランナーとして企画に携わることが多く、常にアイディアを出していかなければならない状況ですが、そんな中最近「そう来たか」と思った企画を紹介したいと思います。
それは日清カップヌードルナイスの企画です。

概要とするとカロリーが50%オフの「カップヌードルナイス」のプロモーションに若者を中心に人気のバンド「マキシマムザホルモン」を起用したものとなっています。

マキシマムザホルモンはメディアにはあまり出ない、というよりも出られない?刺激的なバンドですが、大型フェスに出演すれば常に満員に近い状態や入場規制がかかる程人気のバンドです。

そんなバンドを起用した今回の企画を勝手に紐解いていきたいと思います。

企画の趣旨は日清のホームページにも掲載されているので見ていただくとよりイメージが湧くかと思います。
日清食品公式サイト
カップヌードルナイスブランドサイト

マキシマムザホルモンって一体何者?という方は下記をご参考に。
Wikipedia(マキシマムザホルモン)
マキシマムザホルモン公式サイト

そもそもカップヌードルライトのターゲットは?

カップヌードルは男性がメインの顧客層となっており、ジャンクフードとも言われてしまう事もありますが、深夜に食べる夜食としてのカップヌードルが私も大好きです。

その特性上やはり男性がターゲットになってしまうのですが、今回の企画となっているカップヌードルナイスは糖質を下げる事で、アラフォー世代に親しまれていた商品のようです。若さではどうにもならない歳をとったからこその気を使う健康への配慮。しかし、カップヌードルは食べたい。という欲求にアプローチした商品となっているのでしょう。

コッテリーナイス企画の目的は

今回マキシマムザホルモンを企画に起用したという事で、恐らく10~20代の若い人へもアプローチをする事だったのだと思います。

昔はカップラーメンも種類がある程度限られていましたが、現状は飽和状態となりかなりの数が出ており、味も大差はないように感じます。カップヌードル世代の人はファンとなっているため、カップラーメンと言えばカップヌードルの様にブランドイメージが固まっているように思いますが、若い世代では一体どうなのでしょうか?という疑問から今回の若い人へのアプローチになったのかと考えられます。とはいいつつも、日清はここ数年若い人へ向けた企画を中心に行っているので、今回もその1つの施策であると考えます。

企画の狙いは何なのか

今回の企画の狙いはインパクト、話題性といったところでしょうか。

大衆向けのアーティストではなく敢えてロックバンドであり、メディアにはほとんど出ないマキシマムザホルモンを起用している所にその狙いを感じます。

大型のロックフェスが乱立し、昔よりもロックを楽しむ人が一般層にも広がっていると音楽好き一個人としては感じていますが、そういった所の可能性も考慮しているのではないでしょうか。

所謂ハードロック、ラウドロックと言われる音楽性のバンドであり、表に出づらい人たちがCMに出るというのは個人的にはインパクトが大きかったのと、知らない人からすると何なんだろう?と興味を引きつけ、ネットでもかなり話題になっていたように感じます。

不健康がロックな時代は終わった

そもそもこの企画を行ったのはどういった課題を解決するためだったのでしょうか?

目的や狙いの説明で大凡想像はつくかと思いますが、色々と物が溢れている世の中を知り、その中で育って来た若い人達へカップヌードルの存在を絶やさないようにすることが一つと、今回の企画はこってりというカップヌードルにとってはマイナスなイメージの部分をポジティブなイメージに変える仕掛けもメインのコンセプトになっているのでしょう。CMを見ていただけばわかるが、「スープを飲み干す」とあまり体に良いとは思わない表現がされています。

ロックというとアンダーグラウンドなイメージもあり、健康そうなイメージよりも暗い不健康そうなイメージが先行しますが、そんなマイナスなイメージをもつカップヌードルもそこを払拭していく必要があったのでしょう。そう言った取り組みにより、万人に受け入れてもらうようなブランドに変えて行こうという姿勢を感じます。
万人に愛されるカップヌードルならではの課題ですね。

実際のそうきたかと思った企画の内容

①ファンを巻き込んだCM撮影

ファンを巻き込んだライブ映像を撮ることはよくある事ですが、マキシマムザホルモンのライブは激しい事でも有名です。クラウドサーフ(ダイブ)・モッシュ等ライブハウスでは目にする光景がやはり表に出る事によって違和感がありそこにインパクトも感じました。
ライブハウスの事を知らない人には「何かすごい」とインパクトを与えているのではないでしょうか。最近流れるCMの中では攻めた企画のCMとなっています。
通常のライブですらチケットの争奪戦になる彼らなので、エキストラといえどかなりの応募数が集まったのではないでしょうか。そう言った観点でも話題性を得ていたのではないでしょうか。


②マキシマムザホルモンフランチャイズ化計画。2号店緊急募集企画。

こちらは日清の企画なのかホルモンの企画なのかはわかりませんが共同企画であることは間違いないようです。YouTubeにてオーディションの模様を公開していますが、カップヌードルのCMも一緒に流されています。

そもそもこの企画は意味がわからなかったのですが、流石ホルモンだなとも思った内容でした。まさかバンドをフランチャイズ化するなんて・・・。と思いましたが、いつも面白い企画を考えて行っているホルモンなので、また面白い企画を考えたな、と思いました。

実際この企画で集まったメンバーは5月に行われるVIVALA ROCKというさいたまスーパーアリーナで行われるイベントに出演するので、その模様の配信もされる事を期待して待ちたいと思います。

特設ページ マキシマム ザ ホルモン2号店!?緊急募集オーディション
YouTubeチャンネル 
https://www.youtube.com/playlist?list=PL2110GL-5A_HzpNpZIpWBXJosL_Y27SZs

企画ってやっぱり面白い

今回のカップヌードルの企画をみて、やっぱり企画って面白いなと思う事ができました。アイディア勝負な部分が多くありますが、これは生きていれば必ず必要だし重要です。ビジネスの中でも革新的なアイディアで成功を収めている企業は多く存在しています。IT業界は特にアイディアで溢れているように思います。
私も企画を考えるポジションにいるからこそ色々な事にアンテナを張って右脳をフル回転させてアイディアを生み出していきたいものです。

当社ではクライアントの課題を解決する為、企画からクリエイティブ制作まで一貫してサービスとして提供しています。
世の中に面白い事を提供する為、些細な事でも結構ですので何かございましたらお気軽にご相談ください。